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教員メッセージ

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運動がもたらす目には見えない人体内部での変化を解き明かす

スポーツに関する研究というと、身体の動きや競技の技術など、目で見て観察できるものがまず思い浮かぶはずです。一方で、表からは見えない人体の内部も、運動やトレーニングによってダイナミックに変化します。臓器・器官の構造や機能において、さらに、それらを構成する細胞内の物質レベルにおいて、運動はどのような影響や変化をもたらすのか。これを明らかにしていくのが私の専門である運動生理・生化学の分野です。仕組みを知ることで、より効果的なトレーニングや健康増進のヒントを得ることができます。また、「健康づくりのためになぜ運動が大切なのか」について、より説得力を持って説明する材料にもなるでしょう。目では直接的に観察できない人体内部が研究対象のため、最初はハードルが高く感じられるかもしれません。しかし学びを進めるほどに、体内の見えない部分での変化が、最終的に目に見えるスポーツのパフォーマンスや健康状態につながっていることが理解でき、面白さが増す分野だと思います。
早稲田のスポーツ科学部には、スポーツをする人だけでなく、自身は競技経験がないけれどスポーツが好きな人、あるいはスポーツを支えることに関心がある人など、多様な学生が全国から集まっています。スポーツに対して異なる視点や価値観を持つ学生がともに学ぶからこそ、意見が偏ることなく、議論を豊かに発展させることができます。人それぞれに違うスポーツ観に触れて自身の考え方の幅を広げながら、スポーツのあり方やこれからについて思索を深めていけることが、スポーツ科学部の最大の魅力といえます。

Profile
谷澤 薫平 Tanisawa Kumpei
スポーツ科学部 准教授

早稲田大学スポーツ科学部卒業、同大学院スポーツ科学研究科修士課程修了、同博士課程修了。博士(スポーツ科学)。日本学術振興会 特別研究員(PD)、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 流動研究員、英国ブライトン大学 訪問研究員、早稲田大学スポーツ科学部 専任講師を経て、2022年より現職。
専門は運動生理・生化学、スポーツ遺伝学、ゲノム疫学。

※掲載情報は2022年度内の取材当時のものです。

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