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教員メッセージ

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機械工学のテクノロジーを駆使し、医療機器や治療技術の進歩に貢献する

先端医療機器を迅速に届けるための評価技術を開発
私自身も早稲田で機械工学を学びました。博士課程へ進んで研究の道を選び、現在は機械工学と医学の境界領域で研究に携わっています。注力している研究テーマの一つが、先進医療機器の評価方法の開発です。新しい医療技術や機器を世の中に出そうとするときには、実際に患者さんの治療に用いる前に、有効性や安全性を十分に検証することが必要不可欠となります。しかし動物で試そうにも、求める症状を持つ動物を用意することはできません。そこで代わりとなるのが評価用の実験機器です。例えば症状を模した血管モデルを作り実験を重ねることで、有効性や安全性の評価が可能になり、先進医療技術をより早く患者さんに届けることができるのです。こうした実験機器はすべてゼロから作り上げるため、機械工学とその周辺の技術を駆使しながら、創造的に取り組めることが醍醐味です。医師が目の前の患者さんを救うのに対し、工学のテクノロジーは何十万人という患者さんの治療に貢献できる可能性があり、そこに私自身も大きなやりがいを見出しています。

答えのない課題に挑む上で重要な発想力や剏造性を養う
研究室にも、機械工学の技術で医療に貢献したいという思いを持つ学生が多く集まっています。研究指導においては、もし自分が治療を受ける患者の側になったときに、どんな評価法で検証された医療機器なら本当に安心だと思えるのか、想像力を働かせながら取り組んでほしいと伝えています。こうした医療のテーマに限らず、現代社会が直面しているさまざまな問題は、答えがないものがほとんどです。課題解決に挑んだり、これまでにない新たな価値を生み出したりするには、目標へのいくつかの異なる道筋から、自分でいずれかを選び取る必要にも迫られるでしょう。そうした場面で大切になるのが、自ら考える力や、発想力、創造性であり、これらをトレーニングする講義や実習が、総合機械工学科をはじめとする創造理工学部には豊富に用意されています。社会が急速に変化する時代だからこそ、将来的にどのような分野に進んでも、社会をより良く変えていくためのあらゆるチャレンジにつながる知識やスキルを、この学部でぜひ手に入れてください。

Profile
岩﨑 清隆 Iwasaki Kiyotaka
創造理工学部 総合機械工学科 教授

※掲載情報は2019年度内の取材当時のものです。

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