ゼミでコーポレートガバナンスを学んだ経験が 投資家対応を主とする今の業務に役立った
![](https://discover.w.waseda.jp/wp-content/uploads/2023/05/キャプチャ-178.png)
実家が工場を経営していたことから、実践的な企業経営の知識に興味があって、金融、 マーケティングなど関連分野を広範に学べる商学部に入りました。入学当初はよく知ら なかった会計分野も、企業価値の評価に必要と分かるなど、多くの発見がありました。 3年次には企業経営の基盤となる会社法などが専門の和田宗久先生のゼミを選択。 ゼミは数人ずつのグループに分かれ、半期ごとに特定のテーマを話し合い結論を 発表する進め方で、社外取締役の是非について取りあげたことが印象に残って います。ちょうど会社法が改正され、上場企業における社外取締役の設置など コーポレートガバナンスの強化が図られた時期に、現実の動きに即して学べた のは刺激的でした。こうした経験から企業の経営企画を志望するようになり、 グローバルに展開するメーカーに入りたいという思いもあって、金属加工機械 で高いシェアを誇る当社に入社しました。現在は経営企画部で、投資家への 情報発信を行うIR企画グループに配属されています。誤解を招かない情報の 伝え方、投資家からの鋭い質問に備えた徹底的な下調べや経営層への報告 など、ゼミで得た知識や和田先生からの厳しい指導が今の仕事に活きてい ます。