臆せず挑戦を重ねた4年間で手に入れたのは 社会に出ても主体的に学び成長し続ける力
高校の世界史で宗教や人々の信仰心について興味を持つようになり、イスラム研究で 有名な桜井啓子先生のもとで学びたいと早稲田の国際教養学部を志望しました。在学 中は宗教や人類学を中心に学びを広げ、桜井先生のゼミではイスラム教徒への宗教的 偏見をテーマに研究に取り組みました。もう一つ、入学直後から力を注いだのがスペ イン語です。初歩から学び始め、1年半にわたり集中的に学習した結果、2年次の秋 から留学したスペインでは現地の学生と同じ授業を受講することができました。 スペイン語と英語は単語や文法に類似点が多く、国際教養学部で英語を使って スペイン語を学んだことで、効率的に修得できたと感じています。友人と立ち 上げたスペイン語サークルをはじめ、課外活動にも積極的に取り組み、「何にでも 臆せずチャレンジして自分の世界を広げたい」という入学時の目標を十二分に 実現できた4年間でした。現在はトヨタ自動車で部品調達業務を担い、語学力 を活かして海外拠点とも日々やりとりをしています。国際教養学部で幅広い 学問分野の基礎を身につけた経験や、挑戦を通して培った思考力、行動力は、 社会に出てからも主体的に学び続ける姿勢につながっています。