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学生メッセージ

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研究をとおして時間をかけ 粘り強く考える力が備わった

入学当初から大学院への進学は意識していましたが、自分の中で進学する意志が固まったのは、4年次に現在の安田賢二研究室に所属してからです。 研究に携わるようになってからその楽しさに気づき、やるからには引き続き2年間同じテーマの研究を続け、成果を出したいと考えるようになりました。研究室のテーマは、心臓を形成している心筋細胞の機能の解明です。私はその中の、心筋細胞に対して外部刺激を与えた際の挙動を観察し、そこから拍動状態の安定性がどんなところから生まれてくるのかというメカニズムの解明を目指しています。学部生の時には研究に必要な基礎的な知識や技術を学ぶことが中心でしたが、大学院に進学してからはそれらを使い自分で計画を立て、主体的に進められるようになりました。また優秀な先輩方とともに研究をするなかで、答えがないものに対して時間をかけて粘り強く考える力も身につきました。研究の魅力は、疑問や興味を持ったことを徹底的に追究し、それを一つずつ明らかにするところだと思います。修士課程修了後は就職を考えており、医療や教育といった分野で現在の研究内容を活かせる場がないか、研究職も視野に入れて検討しているところです。残りの学生生活はより一層研究に力を入れて、やり残しがないように力を尽くしたいと思っています。

Profile
安陪 七海 Abe Nanami
東京都・桜蔭高校出身
2023年 先進理工学部 応用物理学科卒業
先進理工学研究科物理学及応用物理学専攻 修士課程 1年

※掲載情報は2023年度内の取材当時のものです。

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