いわゆる文系の領域である経済や経営を、理系の観点から捉えて理解できるカリキュラムに魅力を感じました。人間工学やプログラミングの授業など、入学前に想像していた以上に幅広くかつ実践的な学問を学べる学科であると実感しています。「システム基礎」という授業では、消費者の心理、行動といった事象や経営における意思決定のプロセスを数理モデルに落とし込んで理論化するなど、新しい視点を得られました。また、コンビニにおける効果的な商品配置について考える授業もあり、自分の生活に身近な事例を扱うので日々の学びへの意欲も高まります。さらに、学科で設置している企業のインターンシップに参加した際には、「メソッドエンジニアリング演習」という授業で学んだ手法を使って製造ラインの改善を試した結果、実際にコスト削減を実現できることが分かりました。先輩方には商社やコンサルタントの仕事に就いている方もいて、このような実用性に富む学びの環境が整っていることが将来の選択肢も広げてくれているように思います。今後は3 年生の秋学期からの研究室配属に向けて、ビッグデータの分析や金融工学なども学んでいきたいと考えています。

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