データを鵜呑みにせず批判的に見る目を養い“ 挑戦”によって得られることの多さを実感
社会で役立つ実践的な知識を身につけ、得意な数学の力を会計学や経営学に活かしたいと思い、商学部を選びました。「組織と戦略」が専門の藤田誠先生のゼミでは、与えられたデータを鵜呑みにせず批判的に見ることで物事の本質を見極める力が身につきました。さらに、グループでプロジェクトを進める上での方法論や、企業戦略と消費者ニーズとのギャップを知ることができたのも収穫です。入学した頃、イスラム過激派のニュースが頻繁に報じられ、世間一般にはイスラム教に対する悪いイメージが流れていました。しかし、マスコミによって作り上げられたステレオタイプで判断したくないと思い、自分の目で知らない世界を見てみようとマレーシアの大学に半年間留学しました。現地の授業で、自分の考えを主張することの大切さを実感するなど、留学を通して成長できたことがたくさんあります。また、留学中にインフラの重要性を強く認識し、日本の技術で海外のインフラを発展させたいという思いが芽生え、その分野に強い電機メーカーへの就職を決めました。新入社員だからと遠慮せずに自分の考えを発信すること、何事にも挑戦してみることを社会人生活の軸として持ち続けたいと思います。