経済的な不安を払拭してくれた奨学金の存在。いろいろなことに挑戦したいという夢が叶った
高校時代は理系のクラスで国立大学の薬学部を目指していました。大学選びにあたって今後の人生についても考えようと視野を広げてみた時に、特定の分野を研究するよりも多くの人と関わることに主眼を置きたいと思い、東京の大学への進学を考えるようになりました。早稲田のような私立大学に通うことには経済的なハードルを感じていましたが、「めざせ!都の西北奨学金」の存在を知ったことで不安もなくなり、晴れて早大生に。半期分の授業料が免除されていることに対して、感謝と責任の気持ちを忘れず何事にも取り組みたいと思っています。
学部では文学だけにとどまらず、心理学や教育学といった幅広い分野を学んでいます。なかでも女性議員の比率や出生数などの統計を見ながら、日本社会の課題などを考える社会学に興味が出てきました。2 年次の夏からは1 年間フランスの大学に留学し、社会学を専攻して福祉や教育の制度について学ぶ予定です。“ どんな自分でありたいか”を常に問い続け、限界を決めずに学んでいくために新しい刺激や課題を求めていきたいと思います。