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学生メッセージ

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社会に出てからのキャリアパスでも活きる 自身の学びへの振り返りにもつながる体験

行政の諸活動を分析し研究する稲継裕昭ゼミに所属し、各地域への政策提言を通して行政学の学びを深めたことで、旅行者の視点とは違う立場からその地に関わることへの面白さを見出すようになりました。その中で九州地方は観光以外の知見を得られていなかったこともあり、佐賀県唐津市の地域連携ワークショップに参加することにしました。与えられたのは「住みたいまち『唐津』へ」という、唐津の魅力を活かした移住定住を促進する施策とその施策についての効果的なアピール方法を提案するというテーマ。参加したのは学部も学年も異なる学生が10 名、2 つのグループに分かれて唐津市でフィールドワークを行いました。その後のグループワークで意外だったのは、それぞれが発言する内容には所属している学部での学びが色濃く反映されているということでした。4 年間学んだとはいえ学部生の自分には、まだまだ政治、行政学的な思考は身についていないと思っていましたが、他の参加者の考え方との違いに気づき、私のなかにも政治経済学部での学びがしっかり根付いていると認識を新たにしました。最終日の報告会は、自治体関係者の方々にじかに提案内容を伝えられる場であったため、私たち学生からの提言に対する職員の方々の反応まで、つぶさに知ることができました。
卒業後は公務員として自治体の行政に関わっていく私にとって、今回の参加はキャリアパスを考えるうえでも貴重な体験となったと思っています。

Profile
須藤 駿斗 Sutou Hayato
埼玉県・早稲田大学本庄高等学院出身
政治経済学部 政治学科 4年

※掲載情報は2018年度内の取材当時のものです。

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