学部を超えた学びの機会を得たことで教育に対する視野を広くもてるようになった
中学生から合唱部でした。地域の合唱イベントなどで、子どもから高齢者まで参加している姿を見て、生涯を通して学ぶことに興味を持ち、生涯学習というテーマに出会いました。進学で悩んでいる時期もありましたが、若いうちに東京の大学でたくさんの人と出会い、経験を積んでほしいと母が背中を押してくれました。早稲田の教育学部を選んだ理由は、他学部の科目も履修できるという選択肢の多さにひかれたからです。学部を超えた学びによって、さまざまな学問が教育学につながっていることが理解できるようになりましたし、教育学にとらわれすぎず、教育について見つめ直すこともできるようになったと思います。
学部生には個性豊かな人が多く、教員を目指していない人もいると聞いています。私は、大学とは「個人がどう生きていくかを見つめる場」でもあると考えていますので、自分の意見をしっかりと持っている人たちに囲まれ、お互いに刺激し合えるこの学部の雰囲気にとても満足しています。東京での学生生活は、授業で学んだことをすぐに実践できる環境が整っていますし、実際に体験することで、ネットや本では知りえなかったことまで学べていると実感しています。