4年間で国内外さまざまな街を見たことで、都市開発に深く携わりたいと思った
高校時代から海外の建築物や街並みを見ることが好きで、まちづくりに興味があり、創造理工学部の社会環境工学科を選びました。基本的には土木工学が中心で、土質力学や水理学、構造力学などについて学ぶのですが、1年次は数学や物理などの基礎科目や理工学基礎実験、2・3年次は都市計画の授業もありました。中でも2年次の「空間デザイン演習」では、高田馬場駅周辺の再整備がテーマで、チームで模型を製作し、まちづくりについて多面的に考える契機となりました。また、渋谷の再開発や高輪の新駅などさまざまな現場を見学する機会もあり、実際のまちづくりに関わりたいという気持ちが強くなりました。現在は交通・都市研究室に所属し、次世代移動サービスMaaSに関連した研究をしています。実際に、ある地方都市を対象に実施された社会実験のデータから、分析手法を自分で組み立てて検証することの難しさを学びました。卒業後は、学部での専門的な学びを活かせるデベロッパーに就職します。多くの授業とレポートをこなしつつ、サークル活動や短期留学、海外旅行も20カ国以上に出かけ、とても充実した学生生活を送ることができました。授業を通して得た広い視野、知識や経験を活かし、新たな道を進んでいきたいです。