いい意味でバンカラな、多様な文化が尊重される環境
裁判官をしていた祖父の影響で、幼い頃から法律に興味がありました。また、以前1年間住んでいたカナダが多様な人種が暮らす多文化社会であったこと、大学でもそういった環境を求めていたこともあり、早稲田大学の法学部に入学しました。海外で過ごしていた同級生も多く、多様な文化が尊重される環境は、求めていた大学そのものでした。元々 LGBTに関心があり、法律と掛け合わせた時に、相続の親子関係は夫婦間が同性だったらどうなるのか、ということに興味を惹かれて家族法を専攻しています。今後は棚村政行先生の下で、家族法は日本の男女共同参画社会化が進むにつれてどう変わっていくのか、変遷を研究したいと思っています。早稲田大学は学生数も多く、さまざまな才能や個性を持った人、あらゆるバックグラウンドを持つ人がいて、自分次第でどんな人とも関われます。多くの人と交流するよう意識していたことで、たとえ自分と意見が合わない人とでも、お互いに尊重し合える関係を築けるようになったのは、大学生活での大きな成長です。