見事合格した先輩たちから、受験生のみなさんへ送るメッセージです。
早稲田に入ってよかったこと、勉強法、受験勉強の息抜き法などを伝授します!
- 受験勉強の息抜き法
- 私は高校で勉強することが多かったので、友達としゃべることが一番の息抜きでした。受験に関係のないおしゃべりはもちろん息抜きになりますが、お互いに問題を出し合ったり、勉強法、勉強内容を共有したりするのも、友達も頑張っているから頑張ろうというモチベーションになります。しゃべりすぎて時間を忘れないように注意です! 塾には友達がいなかったので、美味しいお菓子を食べて乗り切りました。
- 受験生へのアドバイス
- 私の受験生時代の最大の悩みは、睡魔でした。夜にちゃんと寝ても、日中眠くなって、気づいたら一時間意識が飛んでいることが多々ありました。睡魔に勝つためにいろいろ試した私からのおすすめは、まずブラックコーヒーを飲むことです。冬は体も温まってちょうど良いです。逆に、もしブラックコーヒーを飲んでも本当に眠い時は、勉強しても効率が悪いので、寝た方がいいです。またどうしても寝てはいけないときは、立ち上がって勉強するのが良いです。私は授業中も立って受けることが度々でした。好奇の目にさらされますが、効果はあります。また試験中など、飲んだり立ったりできない時は、シャーペンを手に刺して一時的に起きることができます。もちろん怪我するほど刺してはだめです。皆さんも自分で良い方法を探してみてください。
- 応援メッセージ
- 今年は入試制度の変更やコロナウイルス流行などがあり、本当に大混乱で大変な受験生生活だと思います。特に先取り学習をしない高校の方は、授業が間に合わない事態が起きていて諦めそうになっているかもしれません。ただ、何事もない年であっても受験勉強はつらいものだし、授業が止まってもできることはあります。だからこの不遇を言い訳にして勉強をやめたらおそらく後悔します。是非逆境に負けず、やれることを全力でやってみてほしいです。応援しています!!!
- 受験勉強の息抜き法
- 人と話すことです。私の場合はずっと一人で勉強しているのがかなりのストレスだったため、友人や家族とのコミュニケーションが精神的な支えになりました。
また、塾に行く前に少し買い物をしたり、食事と睡眠を適度に取ったりして、ストレスを軽減していました。
- 受験生へのアドバイス
- 高3になったからといって劇的にやる気が出たり、勉強時間が増えたりするということはありません。少なくとも私の場合は、高3になってもしばらく受験生という実感がわきませんでした。部活や学校行事など、勉強以外にやることがたくさんある人も多いとは思いますが、なるべくはやめに勉強習慣をつけることをおすすめします。
- 応援メッセージ
- まずは第一志望への強い思いを持っていることが大事だと思います。やはり明確な目標がないと「なんで勉強しているんだろう?」という気持ちにもなってしまいますし、受験期のモチベーション維持も厳しくなります。もちろん気持ちだけで受かるわけではありませんが、それが大きな支えになるのは間違いないと思います。私も模試の判定では、早稲田でD判定までしかとることができませんでしたが、目標が揺らぐことは一切ありませんでした。良くも悪くも本番まで何があるかわからないのが受験です。みなさんも最後まであきらめずにがんばってください。
- 役に立った勉強法
- 英語の偏差値を伸ばすためにやったことをお話しします。単語をある程度頭に入れるのは前提として、長文が読めない人は、一気に読んで自分の頭の中に貯蓄できる文章量を把握していないのだと思います。やみくもに前から読んでいっても、問題を解くころには内容を覚えていないため二度読みしなくてはならず効率が悪いです。自分が何パラグラフぐらいならば初見で内容がつかめるのかを把握したうえで解いてみてください。
- 受験生へのアドバイス
- 私は元々メンタルが弱く、模試などの順位や偏差値によく悩んでいました。勉強中でも不安になり手が止まってしまうことが良くありました。勉強中に考え事をしてしまうと効率も悪く、理解度も悪いため、自己嫌悪の悪循環に陥ってしまいます。勉強が手につかないときは英長文などの思考力の要る問題は一度諦め、暗記物などで脳をクールダウンさせることも必要だと思います。メリハリをつけて、精神状態を良好に保つことも受験勉強の必須スキルだと思います。
- 応援メッセージ
- 私は、高2の時に早稲田のオープンキャンパスに来て、この学校に通いたいと思い勉強を始めました。実際に、オンライン授業を受けている状況ではありますが、サークル等の活動で多くの人と出会い、自分とは異なる考え方や価値観を持った人の存在に様々なことを学びました。早稲田は多様性の学校だなと強く感じています。受験で一番の武器となるのはその学校に行きたいという熱意です。辛い時も志望校だけを見据えて、受かった先の楽しい未来だけを考えて勉強することが重要だと思います。最後まで全力で走り切ってください。応援しています。
- 受験勉強の息抜き法
- 近くにカフェが多かったので、どうしても勉強のやる気が出なかった時は、単語帳を片手に1時間ほど滞在していました。また、自習室で勉強する代わりに、家では好きなことをすると決めて、夜ドラマを見ていました。だらだらと勉強するのではなく、休みたいときには思い切って休み、その分しっかりと勉強するといったメリハリをつけることが大切だと思います。
- 役に立った勉強法
- 周りの人に問題を出してもらうことと、辞書に頼りすぎない勉強をすることです。単語帳や一問一答、教科書などの中から塾の先生に問題を出してもらって、1秒以内に答えられるようにしていました。本当に覚えているか確認でき、声に出すことでも覚えられるのでよかったなと思います。また、英文でわからない単語が出てきても、すぐに辞書を引くのではなく、文脈で推測するという勉強をしていました。その結果、本番でわからない単語が出てきても、意味を推測しながら読み進めることができ、役に立ちました。
- 応援メッセージ
- 受験勉強は長く、一人で立ち向かわなければならないので孤独ですが、終わって振り返ってみると精神的に成長した部分がたくさんありました。また、入学すれば楽しいこともたくさん待っています。不安やプレッシャーに打ち勝ち、ぜひ合格を掴み取ってください!応援しています。早稲田大学で皆さんのことをお待ちしています。
- Twitterへの投稿より
- 「文学部に入っても詩人になれるわけじゃない」「文学部は就職に役立たない」と教師と親に言われて高3の夏まで興味のない商学部志望だったんだけど、結局詩とか写真をESで提出した2社から内定もらったので本当に大人たちの言うこと聞かずに文構入ってよかったな。
「文学部に入っても詩人になれるわけじゃない」「文学部は就職に役立たない」と教師と親に言われて高3の夏まで興味のない商学部志望だったんだけど、結局詩とか写真をESで提出した2社から内定もらったので本当に大人たちの言うこと聞かずに文構入ってよかったな。 — 渚 (@chocolated_n) May 23, 2020
- 渚さんから追加コメント
- このツイートへのリプライや引用リツイートから知ったことは、「好きなことを学べなかったことを後悔している大人が本当に多い」ということでした。周囲の人はあなたの人生に責任をもってくれません。進路選択において一番大事なのは、人生を歩む自分自身の意思であると思います。
私は文化構想学部で興味のある授業をどんどん取って、頭が広くなりました。本当に楽しく成長できた学生生活でした。好きなことを伸ばした結果、社会人になることもできました(実は興味がないけど応募した職種は全部落ちたという結果も添えておきます)。
ところで、「〇〇学部は就活に役立たない/役立つ」という人の意見は本当にそうなのか、データで確認してみてください。学問は疑問を持つところから始まります。
- 受験勉強の息抜き法
- 日頃からストレスをためないように塾の自習室を活用して友達と勉強していました。自習終わりにみんなで毎日ファミチキを食べてたのはいい思い出ですね。それでも勉強のモチベーションが上がらないときはしっかり遊んで(カラオケ、ボーリング等)中途半端な息抜きにならないようにしてました。息抜き法は人それぞれ違いますがメリハリがとても大切だと思います。
- 役に立った勉強法
- 暗記は自分で単語帳のようなものを作って電車の中など隙間時間を積み重ねる感じで勉強してました。また友達と暗記テストを作ってお互いに問題を出し合ってました。やはり友達の出す問題に答えられないとすごく悔しいのでその週の単元の暗記にはすごく身が入りました。勉強は間違ったときに悔しがれるか否かで効率がすごく変わってくると思います。
- 受験生への応援メッセージ
- 早稲田の学生生活は、同じ趣味を持つ友達を見つけることができることが魅力です。僕はゲームが好きなのですが、サークルの友人とよく対戦をしています。やはりゲームをサークルで遊ぶということで、周りには強い方も多いので、ただ仲の良い友達とプレーするのとはまた違う緊張感や手応えがあります。
もちろん趣味だけでなく、自分の研究に没頭することができる点も早稲田の魅力です。
あとは、とにかく美味しい飯屋が多いことでしょうか。美味しい飯屋が多いと食について多くの人と語り合えて仲を深められます、いいこと尽くしですね。
- 受験勉強の息抜き法
- 受験勉強に専念することももちろん重要なことですが、息抜きもとても大事です。私の場合、お散歩したり、マンガを読んだり、好きな音楽を聞いたりと、自分の好きなことを思い切りやることでした。やりたいことを我慢しているとストレスも溜まってしまうし、いつか嫌になって爆発してしまうでしょう。時にはそうして精神的にも休めることが大切だと思います。
- 早稲田に入ってよかったこと
- とにかく、個性的なひとが多いと感じます。早稲田はやはり全国から人が集まってくるのもあり、いろんな人がいて、交流するのは楽しいのではないでしょうか。生徒だけでなく先生の中にも個性的な方もいらっしゃいます。授業の内容でなく先生で科目を選ぶこともしばしば。早稲田に入ったら、ぜひ様々な人と交流をして、みずからの知見を広めて欲しいと思います。
- 応援メッセージ
- とにかくリラックスしながら勉強を続けて欲しいと思います。無理して続けてもいつか自分が辛くなるだけです。適度に息抜きをして、効率良く勉強できるといいですね。不安なことも多いかもしれないですが、最後には自分を信じるしかありません。周りとも助け合いながら、この時期を乗り越えていただきたいと思います。頑張ってください。
- 受験勉強の息抜き法
- 家では暗記以外の勉強はしないと決めていました。好きな音楽を聴いたり、テレビを観たり、友達とLINEをして息抜きをしていました。外ではひたすら勉強、家ではゆったりするようにメリハリをつけることで受験勉強を続けられました。また、12月頃とセンター試験直後は行き詰まっていたのですが、一日だけ習い事に顔を出して全く受験勉強と関係ないことをすることでメンタルを維持することが出来ました。
- 受験生へアドバイス
- どんな不純な動機でもいいのでモチベーションを維持してください。私は、「共学に行って男子と仲良くなりたい」という一心で勉強していました。あと、クラスに友達がいなかったので「いつも騒いでるウェイには負けない!」という強い気持ちでも勉強していました。モチベーションは、挫けそうになった時の原動力となります。ぜひどんなに汚いものでもいいので野望を持ちましょう。
もし部活や習い事をしている人は、可能なところまで続けてください。私も高三の夏に舞台発表があったので、夏休みはほぼ毎日10時間稽古をしていました。勉強時間が30分の時もありましたが、英単語と古文単語と世界史の用語だけは絶対にやっていました。人間、時間があると怠けてしまう生き物です。逆に時間が無いと、何とかして勉強しようとします。夏の勉強は合格を左右しますが、直結はしません。最後に青春を楽しむ為にも、自分が可能なら部活や習い事を続けて欲しいです。
模試の判定は気にしないでください。受験生は最後まで伸びます。私もずっと早稲田はE判定でした。
- 受験生への応援メッセージ
- 辛いこともあると思います。私も学校の食堂で勉強してたら、すでに合格している子達がワイワイ話しながら食堂に入ってくるのを見て悲しい思いをしました。でも、諦めてはいけません。諦めずに、ベストを出し切ることが合格につながります。辛いことがあっても、何クソ! とそれを跳ね除けて頑張って欲しいです。あとは、いっぱい睡眠を撮ってください。そして、支えてくれている家族や友達に感謝の言葉を忘れずに言ってください。早稲田で待ってます。
- 受験勉強の息抜き法
- 私は歴史が好きで、息抜きによく歴史系の番組を観ていたのですが、これが意外と役に立ちました。歴史番組は難しいイメージがありがちですが、実は分かりやすくまとめられていて面白いものが多いです。本番でも『あ、昨日テレビで見た人だ』みたいなことがよくありました。BSなどで結構頻繁にやっているので、ちょっとした息抜きとして、自分の好きな歴史番組を見つけて観てみるというのは一石二鳥でいいと思います。
- 役に立った勉強法
- 特に英語の勉強法についてですが、なるべく早めに基礎から勉強し直すことをおすすめします。私は5文型さえ理解せずに5年間フィーリングで英文を読み続けてしまっていたので、5年の秋に1年生で習うような内容(本当にSVOCからやりました)から勉強し始めたところ、一気に英語の成績が伸びました。5年の秋からでも遅すぎるということは全くありませんでしたが、これはなるべく早くからやったほうが楽だと思います。
- 受験生への応援メッセージ
- 早稲田はとにかくキャンパスが広くてかっこいいです! イベントなども多くとても大学らしい大学なので、大学生らしい自由な気分を味わえます。あとはやはり、個性的な人が多いので必ず面白い友達が見つかります! 受験で得た知識や経験は大学に入るためだけではなく、大学に入ってからも確実に役に立ちます。モチベーションが落ちかけたときには、「自分はいまこれからの人生に投資をしているんだ!」というふうに考えると、前向きになれます。花の大学生ライフが待っています!! 頑張ってください!^_^
- 受験勉強の息抜き法
- 僕は高校時代軽音部に入っていたので、歌を歌うことでストレスを発散し、モチベーションの維持につなげていました。また、カフェラテが好きだったので、休憩の際によく飲んでいました。僕の場合は先ほど挙げたものが趣味でしたが、受験生のみなさんも自分の趣味であったり好きな食べ物であったりを楽しむことが息抜きにつながるのは間違いないと思います。
- 早稲田に入ってよかったこと
- 一番は色々な価値観を持った人、特定の分野について非常に造詣が深い人など、様々な人がいることです。そのような人々と交流することで、自分の視野を広げることができます。また、大学生は時間を十分に確保することができるため、図書館の中で自分の好きな本を探したりといった、自分の興味のあることに没頭することができることも魅力です。
- 受験生への応援メッセージ
- 大事なことは自分に自信をもつこと。もちろん自信過剰になるのは良くないですが、今までの努力を自信に変えることは大事です。また、緊張しすぎると本来の実力が出せなくなってしまうため、気を詰めすぎるのも良くないです。時間配分や、解答欄をずらさないなど、当たり前とも言われるようなことにも気を配って、もったいないミスをなくすことも忘れてはいけません。