最短コースを急ぐのではなく 複眼的に考える大切さに気づけた
コロナ禍で制約の多い大学生活が続いていたなかで、新しいことに挑戦したいと、株式会社電通と連携したワークショップに参加しました。全回オンライン開催という変則的な状況でしたが、参加メンバー同士が互いの考えを否定せず建設的に意見を出し合う雰囲気があり、楽しんで議論を深められたことが印象に残ります。広告業界の第一線で活躍するプロの方々の思考を学べたことも貴重な経験になりました。私はそれまで最短距離でゴールにたどり着こうとしがちでしたが、答えは一つではないからこそ、別の角度から考えることや、異なる意見に耳を傾けてアイデアを磨いていくことが重要なのだと気づきました。出身地の京都で就職した今は、商品の生産・販売戦略などを担うマーチャンダイザーを目指して研鑽中です。正解のない問いに正面から向き合い、考え抜いた早稲田での経験を活かして挑戦を重ねたいと思います。