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校友メッセージ

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ボランティア経験をきっかけに 社会に貢献するためのアプローチは多様だと気づいた

中学生の時に国連子ども環境会議に参加し、国際政治について興味を持つようになりました。早稲田の社会科学部を選んだのは、関心が移り変わった場合でも柔軟に対応できるカリキュラムや、その時々の関心事とリンクさせた学びができる学際性の高さに魅力を感じたからです。オープン科目で国連職員による授業を受けたことをきっかけに、国連事務所でボランティアとして働きました。この経験を通して、それまでは漠然と国際協力関連の仕事に就きたいと考えていたのが、社会に貢献するためには多種多様なアプローチがあると気づかされました。私が勤務するTOTOは水まわりの住宅設備機器メーカーです。企業と社会貢献は結びつきにくいかもしれませんが例えばトイレの洗浄水量はどんどん少なくなっており、節水型に進化しています。世界中で使われているトイレを節水型に変えていくことで、水資源に大きなインパクトを与えることができる。まさに事業活動そのものが社会貢献の企業です。現在は人事を担当していて、物おじせずに自分の意見を伝えることを大切にしています。ただし、発言に説得力をもたせるためにも実績を積む努力は欠かしません。相手の立場を尊重しながらも、自分の考えを常に持ち仕事をする姿勢はとても「ワセジョ(早稲女)」らしいと感じています。

Profile
坂東 小雪 Bando Koyuki
TOTO 株式会社
北海道旭川西高校出身
2010年 社会科学部 卒業

※掲載情報は2018年度内の取材当時のものです。

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