自治体別の細やかな指導が教員採用試験合格の後押しに

高校時代に出会った先生のおかげで、苦手だった英語が好きになり、他の教科の勉強意欲も向上したという経験があります。自分も恩師のように生徒の可能性を広げることができたらと思い、母校がある埼玉県の高校教員を目指しました。入学後は、語学や異文化理解への興味から選んだラテン語、スペイン語、
異文化受容論ゼミなどに加え、英語と国語の2つの教職課程を履修。同級生を相手に自分で組み立てた模擬授業を行う「英語科教育法」「国語科教育法」では、現役の高校の先生が講評してくれました。英語と国語の知識を活かして翻訳を題材にした際は、私にしかできない授業と評価され、とても励みになりました。
教員就職指導室では埼玉県教員受験者向けの個別面接・ 集団討論の指導を受けました。面接練習を重ねるうちに、生徒の理解を第一に考えたいという自分の軸が見え、試験当日も落ち着いて臨めました。就職してキャリアを積んでも、生徒の目線を忘れない教員でありたいと思っています。