子どもと触れ合うボランティア活動を通して、専門性やキャリアへの道しるべを得られました
東日本大震災の惨状をテレビで目の当たりにした経験から、大学生になったらボランティア活動に従事したいと考えていました。現在は、学生団体ラポールというボランティア団体に所属し、被災地の子どもたちを対象にイベントを企画し、交流する活動をしています。活動の中では、子どもたちが求めていることを自分たちの企画内容に反映できず、反省することもありました。イベントを企画する際にはそれらの反省を活かし、「どうしたら子どもたちが楽しめるか」「子どもたちの成長のためには何が必要なのか」という思いを大切にするようにしています。「楽しかった」「また来たい」と言ってくれる子どもたちのキラキラした笑顔が、私たちの何よりのやりがいです。
子どもと触れ合う活動をしていたことは、2 年進級時の論系選びにおいても軸となりました。現在は乳幼児の発達心理学を専門として、「赤ちゃんの心のメカニズム」についての研究を進めています。乳幼児であっても両親をはじめ周囲の人との心の触れ合い、つながりを認識できていると知った時は驚きました。こうした学びや経験を活かして、卒業後は教育や保育に関する企業に就職し、キャリアを切り拓いていきたいと考えています。