地域ごとに異なる課題の解決と地域再生のために、学際的な切り口からアプローチしたい
大学入学時点で学びたい分野やテーマが定まっていなかった私にとって、幅広い選択肢がある社会科学部はとても魅力的でした。1 年次は興味の赴くままに政治、法律、哲学、商学などの基礎科目を履修し、その過程で地域再生の研究に興味を持つようになりました。地域ごとに抱えている課題はさまざまであるからこそ、その再生には特定の学問分野からではなく、学問領域の枠を超えたアプローチが必要とされます。まさに社会科学部での学際的な学びが活かされるテーマの一つであるといえるでしょう。
2 年次から早田宰先生のゼミナールに所属して埼玉県の川口市へ調査に行くなど、学びの場は教室だけに留まりません。3 年生になったら被災地でのフィールドワークも控えているので、復興までの道程で本当に求められていることを現地の方々に取材できるよう、事前の調査・研究に力を入れていきたいと考えています。また、それと並行して全学オープン科目や他学部の授業も履修して教養を広げること、社会調査士などの資格取得にも挑戦してみたいですね。それぞれに異なる志向や趣味を持った学生が集い、学びの選択肢も豊富な早稲田の環境は将来性を見極めるのに最適だと実感しています。