納得いくまで突き詰めて手に入れた知識は私の財産
幼い頃に江戸切子の繊細な美しさに憧れてものづくりに興味を持ち、学問として学んでみたいと創造理工学部へ進学しました。先輩方の楽しそうな雰囲気とロボットの研究に惹かれて岩田浩康先生の研究室に所属。現在は「人間にもう一本の腕があったら、認知や行動の可能性はどのように広がるか」という観点から、装着型ロボットアーム【第三の腕】の研究をしています。未知の分野の研究は不明な点が多く、自分で調べるだけでなく、岩田先生や先輩、フランスの共同研究先の方とのディスカッションを通して道筋をつけていきます。研究は難しいものの、やりがいも感じています。また、授業とサークル活動の両立は大変ですが、心身をリフレッシュして勉学に集中でき、相乗効果を生んでいたと思います。卒業後は大学院で【第三の腕】の研究を続け、将来は機能性と美しさを両立した、人の心を動かせるものづくりをしたいと考えています。ものづくりを志す人にとって、早稲田大学は、何かを作りたいと思った時にすぐ実現できる設備も、相談できる仲間もいるとても恵まれた環境だと思います。