火山岩や地層から 噴火現象の背景にある仕組みを解明する
日本は世界有数の火山国です。火山ごとの噴火活動の歴史や噴火の仕組みを調べ、今後起こりうる噴火の特徴や規模を推定し、防災・減災に繋げるのが火山研究の目標です。
私は特に地層や岩石から火山を調べる研究に取り組んでいます。
この研究手法では、何万年も前の噴火から、進行中の噴火まで調査対象に含まれる点が特色といえます。
マグマが地表に噴出し急冷されてできた火山岩には、噴火に至るプロセスが時間スケールの情報とともに記録されています。
研究では岩石学や火山地質学などの知識・テクニックが重要となり、加えて岩石や堆積物の採集や観察には体力と根気強さも求められます。
火山に限らず、地球科学で扱う対象には数字では表しきれない複雑さがあり、だからこそフィールドや実験室にて自分の目で観察し、理解を深めることが大切です。
