見事合格した先輩たちから、受験生のみなさんへ送るメッセージです。
早稲田に入ってよかったこと、勉強法、受験勉強の息抜き法などを伝授します!
文化構想学部School of Culture, Media and Society
- 受験勉強の息抜き法
- 主にゲームです。私はポケモンや野球ゲームなどをしていました。ながら勉強ではなく完全にオンとオフのスイッチが分けられるところがいいですね。1日1試合でやめるといった硬い意志は必要ですが、それを乗り越えることで人間強くなれると思います。ゲームに限らず趣味を無理に抑制しないことでストレスが軽減され、個人的にはすごくオススメです。
- 早稲田に入ってよかったこと
- とにかくいろいろな人がいます。多くの場合高校までは自分の都道府県やその周辺にとどまっていたと思いますが、早稲田は大きい大学ですし日本中ないしは海外からも学生が来ます。言葉をはじめとしたいろいろな文化、習慣などを知ることができ、知見が広がり、物の見方の幅が広くなれたところがとても良かったです。
- 応援メッセージ
- 受験勉強、厳しいかもしれませんが頑張ってください! 受験勉強も人生のたった何十分の一の期間でしかなく、また大学もゴールでなく人生のたった何十分の一の期間でしかない通過点です。大学受験にそこまで本気を出すと大学に入って自分を見失うこともあるかもしれません。気負うことなく気楽にやることがベストだと思います。
- 受験勉強の息抜き法
- コンビニにご飯を買いに行くついでに外の空気を吸ってリフレッシュ。行き詰まったときは塾の先生や学校の友達と話すことで心が落ち着きました。一日の最後に携帯でインスタグラムを見るのも楽しみにしていました。
- 早稲田に入ってよかったこと
- いろんな人がいていろんな人に出会えます。とても刺激的です。とにかく自由なので、自分の好きなことを追求できる環境です。サークルもたくさんあるので自分に合ったものが探せます。
- 応援メッセージ
- 間違いをとにかく直しまくる。そうしたら合格は近づいてきます。疲れたときは勉強をやめて休むことも大事。切り替えを大切にしてください。早稲田に来たいという気持ちを持ち続けて最後まで駆け抜けてください。
- アドバイス
- いい意味で「適当に」やってください。全力で頑張ろうとすると途中で力尽きるので、息抜きを適度にしたり、あまり思いつめないでのびのび努力してください。夏休みは無駄にしないほうがいいですよ。わたしは、夏休みをオリンピックとポケモンGOに捧げてしまったので、夏明けの模試は偏差値もモチベーションも非常に低かったです。嫌になることもありますが、ほどほどに受け止めて自分らしく頑張ってください。大学受験が終わって、希望の大学に無事に行けるのが決まるのってすごくうれしいですよ。
- 早稲田に入ってよかったこと
- 早稲田には名前のブランドがあります。アルバイトをするときや旅行先で、「早稲田」といえば話の種になることが多いですし、早稲田出身の方と近くのお店の話やキャンパスについての話で盛り上がれるのは楽しいですね。色々な人がいて、サークルも色々なものがあり、自分のやりたいことをできる仲間を見つけられることも大きな魅力です。わたしは現在雑誌編集系のサークルに所属しており、充実した生活を送っています。
- 応援メッセージ
- 1年間って長いですよね。でも振り返ってみると一瞬なんですよ。1年間で人生の多くが決まるって割と18歳、19歳、(もしくはそれ以上)の人には重い負担ですよね。自分もそうでした。でも、教室のみんなで同じ目標を目指して切磋琢磨するのってすごく楽しいですし、終わってみればいい思い出になりますよ!大学に入れば、「クラス」という繋がりは薄くなります。高校最後の1年間で、同郷の友人と強いつながりのある日常を過ごしてください。頑張ってください!
- 役に立った勉強法
- 模試を受けた後に、間違えた問題の回答の解説部分を使って勉強していました。コピーして穴埋め問題のようにして、自分でノートを作っていました。私は世界史が苦手だったのですが、模試を受けた直後に間違えた問題の解説を見るのはすごく効果的だったと思います。私は授業などでもノートを作るのが好きだったので、この勉強法が効果的だったのかなと思います。ノートにまとめるのが好きな方など、ぜひ試してみてください!
- 早稲田に入ってよかったこと
- 授業、サークルなど、何を選ぶにおいても選択肢が多いこと!大学では高校までの友人とは違う趣味や考え方を持った人にたくさん出会えて、すごく面白いです。サークルの種類は確か3,000ほど。入学した時に驚いた覚えがあります。選択肢が多いと、迷った時にも必ず自分に合うものが見つかります。今は学部の授業にゼミに、サークルにと、高校時代の自分では想像できないほど様々な活動をしていて充実しているなと思います。
- 応援メッセージ
- 早稲田は、きっと受験生の皆さんが考えているよりもずっといろんなことができて、高校時代よりも自由に勉強ができる場所です! 入学してからやりたいことを考えて、モチベーションを上げて勉強を頑張ってください。私は夏休みに一人で勉強していて、誰とも話さなくなったことによって行き詰まってしまったということがありました・・・。たまには息抜きをして前向きさを忘れずに、頑張ってください!
- 役に立った勉強法
- 英語で音読をしていました。英語は言語なので、ただ見て読むだけではなくて、声に出して読んだりするのは音声学的にも大切である、ということを予備校の先生も言ってました。なので、解き終わった英語長文を、文法の確認をするだけでなく、声に出して音読していました。これによってかなり英語の文章が定着したのではないか、と思います。
- 受験勉強の息抜き法
- 星を眺めていました。坂本九の歌に「上を向いて歩こう」という曲があるように、どんなに辛くても、上を見て、空を見上げれば辛い気持ちも吹っ飛ぶと思います。
また、お風呂に入ったり、とにかく勉強とは違った別のことをすることも大切だな、と思います。勉強のことばかり考えていてはかなり気が滅入ってしまうと思うので、休憩はかなり大事になるのではないでしょうか。
- 応援メッセージ
- みなさん、いま幸せですか? 私は幸せです。なぜなら目標に向かって頑張ることができたからです。今辛くても道は必ずひらけます。猛勉強した日々を懐かしく思う日々がいつかきっとくると思います。受験生の時の辛かったことをいつか友達と一緒に懐かしんで、コーヒーでも飲みながらお話できる日が来るといいですね! 応援してます!
- 役に立った勉強法
- 私は日本史が受験科目だったのですが、史料問題が苦手でした。特に仏像の図像問題はいつも苦戦していました。しかし、ある日思いついて史料集に乗っている仏像の写真のポーズを真似ながら名前を覚えるようにしました。するとなんだか楽しく、自然に覚えられるようになりました。馬鹿馬鹿しいと思うかもしれませんが、ただ見たり書いたりするよりもずっと覚えやすくなりますし、友達との話のタネになるのでオススメです。
- アドバイス
- 大学の受験勉強はぶっちゃけ辛いです。中学受験や高校の受験勉強とは比にならないぐらいに勉強しなければなりません。しかし辛いと思ってばかりでは、何の身にもなりません。ただ辛いだけで勉強や受験期間が終わってしまいます。そこで大学に行った後の自分を考えてリフレッシュしましょう。大学生になったらどこどこに行きたい、とかでも構いません。未来の自分を想像することで、勉強へのやる気が湧いて頑張ることができます。
- 応援メッセージ
- 私は関西出身で、東京に行ったことがありませんでした。しかし東京への憧れがあり、東京の大学へ行きたいとずっと思っていました。そのような経緯で東京の、一番大きな大学である早稲田大学を目指そうと決意しました。きっと地方から受験する人たちは東京への憧れを持っている方も多いのではないでしょうか。その憧れに向かって、懸命に頑張ってください。
- 受験勉強の息抜き法
- 集中力が全く続かない人間だったので、こまめに休憩をとっていた方だと思います。数分間の休憩をよくとっていて、大抵は友達にもらった携帯用の枕を使って机の上に突っ伏して睡眠をとっていました。
- 早稲田に入ってよかったこと
- 万単位の人間が在籍する大学のため、日々自分じゃ思いもよらないような考えに触れています。私は中高一貫の女子校の出身であるため、特に環境の変化が大きく入学後は戸惑うことばかりでした。しかし、そのような環境に置かれているからこそ、日々自分の思考が更新されていくことは新鮮に感じられますし、反対にどんなものにも影響されず存在し続ける自分の信念のようなものの確立も実感しています。早稲田に入ったことで、自分と向き合えているように思います。
- 応援メッセージ
- 大学受験は通過点です。大学で自分は何をしたいのか、そして将来自分はどうなりたいのか。これらの問いを頭の片隅に目標の大学に向けて勉強を続けてください。本当にしたい学びが大学にはあるはずです。頑張ってください。
- 受験勉強の息抜き法
- 私は勉強の合間に音楽を聴いて息抜きをしていました。また、食べることが大好きなので、毎回の食事を楽しみに勉強していました。
- アドバイス
- なかなか遊びに行くこともできず、ストレスの溜まる日々かと思いますが、何か小さなことでも(私の場合は食事でした)毎日の楽しみを見つけて頑張ってください。その小さなことに喜びを感じられる自分に気がつくと、嬉しくなると思います。
- 応援メッセージ
- 受験勉強はたしかに辛いこともあると思うし、勉強したらその分だけ必ずテストで点が取れるようになるとは限りませんが、綺麗事ではなく、絶対に、勉強したという事実が自分のこれからの糧になると思います。だから、途中で嫌になっても諦めないでください。
- 受験勉強の息抜き法
- アニメをよく見ていました。毎日見ていましたが、それを楽しみに勉強していたので、趣味が邪魔になるということはあまりありませんでした。ずっと勉強漬けというのは不可能ですし、1日のスケジュールに息抜きを組み込むのは次の日も勉強を続けるためには大事なことです。ただし一人でできることがいいと思います。
- 役に立った勉強法
- 世界史は年号をすべて覚えてしまえばあとは細かい事項を覚えるだけで、横の流れも縦の流れも把握できます。すべて覚えるのは大変かもしれませんが、今は覚えやすい年号暗記帳も販売されているので一度試してほしいです。
- 応援メッセージ
- なんだかんだ頑張ったら受かる! 不安でも、やる気出なくても、やるしかないので後悔しないように頑張ってください。
- 役に立った勉強法
- 過去問をめちゃくちゃやることです。まだ十分な学力が付いてないからといって志望校の過去問を後回しにすることは愚の骨頂。極端な話を言ってしまえば志望校の過去問しか解かなくていいですし、どんな基礎的な勉強よりも先に志望校の過去問を解くべきです。なぜなら、過去問は大学側から受験生へのメッセージだからです。そのメッセージを受け取り、そこに書かれてある条件を満たせたものが入学を認められるのです。知識の豊富な人が欲しい。思考力のある人間が欲しい。まったく異なった文脈で語られる既知のものをうまく組み合わせて答えを導ける人間が欲しい。大学によってメッセージは様々です。過去問から大学側のメッセージを読み取ってください。
- アドバイス
- 僕は予備校には通わずに受験勉強したのですが、その時に意識していたことは「自分は家庭教師兼受験生だ」ということです。今の自分の実力に鑑みて、この1週間どのような勉強をどのようにするのかといった戦略(受験計画)を決めます。1週間じゃなくても1ヶ月単位でも1日単位でもいいと思います。そして、決めた戦略を粛々とこなす機械に自分はなるのです。受験生は機械的でいいのです。この2つの自分、すなわち戦略を決める家庭教師としての自分と決まった戦略を着実にこなす機械としての自分をうまく意識することが大切だと思います。
- 応援メッセージ
- 受験勉強は質よりも量です。どれだけ勉強できるかにかかっています。たしかに盲目的に効果の低い勉強をしても仕方ないので、最低限どのような勉強をしたらいいか学校の先生や予備校の教師といったプロに質問することは必要です。しかし、それ以上質ばかりを追求するのは無駄です。質は量を求めるうちに、すなわち何時間も何時間も勉強しているうちに効率的な勉強方法がわかります。がんばってたくさん勉強してください。