見事合格した先輩たちから、受験生のみなさんへ送るメッセージです。
早稲田に入ってよかったこと、勉強法、受験勉強の息抜き法などを伝授します!
社会科学部School of Social Sciences
- 役に立った勉強法
- 同じレベルを目指すライバルを見つけることです。勉強法とはちょっと違うかもしれませんが、これはとても良いモチベーションにつながります。自分の場合は、部活も塾も同じで、共に早稲田を目指すというライバルがいたので、二人で同じ過去問を解いて、一緒に答え合わせをしたりして競い合っていました。受験勉強は孤独なものと受け取られがちですが、このような切磋琢磨できるライバルを見つけられるとより良い結果につながると思います。
- 受験勉強の息抜き法
- まず、自分は一日のサイクル(例:過去問→日本史→英語→国語)といったものを決め、毎日同じリズムで勉強するように心がけました。そうすることで、息抜きの時間が長すぎてだらけてしまうようなことは減らせたと思います。そのほかには、集中力が切れたな、と感じたら音楽を聴いたりして気を紛らわせていました。
- 応援メッセージ
- 自分は3年生の9月に部活を引退してから、本格的な受験勉強を始めました。そのため、同じ大学を目指す友達との差を埋めるために必死に勉強しました。もちろん、始動が早いにこしたことはありませんが、逆に受験勉強に充てられる時間が少ないほうが、より一日一日の時間を大切に使えるとも感じました。限られた時間の中で、志望校に合格できるかはホントに自分次第だと思います。ぜひ笑顔で春を迎えられるように、頑張ってください!!
- 早稲田に入ってよかったこと
- なんといっても学生の多さがいいところです。いろんな人と知り合いになれますし、たくさんのコミュニティに属すことができるのでどこかで人間関係に失敗しても逃げることができます。いろいろな雰囲気の集団で同時に過ごすのは今までにあまりない経験で、毎日飽きないです。
逆に、一人で過ごしてもあまり浮かないのもいいところです。一つの集団にどっぷり依存しなくても生きていける環境は早稲田ならではだと思います。
- 受験勉強の息抜き法
- 友達と話すか映画を観るかどちらかでした。不安や悩みは友達と話して、退屈や鬱屈は映画を観て解消していました。なので見る映画はどうしてもアクション系が多かったです。友達と映画に行くとどうしてもだらだらと時間を使ってしまうので、一人で行ってました。一人で行くとポップコーンなんかも買わずに済むし、淡々と映画だけ見て帰ってこれます。
- 応援メッセージ
- 高校受験の時と違い最初からモチベーションが高い人が多く、焦っている人も多いと思います。不安な思いを募らせるだけなら、とりあえず勉強しましょう。手を動かしましょう。志望校なんてあとから決まります。本当に進みたい進路が見つかった時、すでにそれを目指す資格を失っているというのが一番悲しいことです。少しでも可能性を広げるために勉強するのだと思うといいですよ。
- 早稲田に入ってよかったこと
- 早稲田大学はマンモス校なので、本当にたくさんの人がいます。全国各地の人が集まっているし、現役も浪人も内部生もいます。個性豊かな人に出会う機会がとても多く、自分の視野が広がるきっかけにもなり、毎日が刺激的です。授業も選択肢がとても広く、自分が興味のあることをある程度自由に選択していけるのも魅力的です。
- 役に立った勉強法
- とにかく基礎を重視すること。英語なら五文型、国語なら頻出キーワードや古典文法、日本史は教科書。私は受験期の早い段階で基礎を固めることに集中して勉強したので、その後の演習がとても楽になりました。基礎ができなければ応用は出来ないし、演習も意味がなくなってしまうと思います。軽く見がちな中学や高1レベルの学習が意外と重要でした。
- 応援メッセージ
- 受験生活は苦しいものだと思います。私自身もとてもつらい時期でした。でも妥協せずに頑張り抜いて、憧れの大学に合格できたときの喜びは、受験生活のつらさ以上です。志望校に入学するか、併願校に入学するかは全く違うと思います。最後まで諦めない強い気持ちが大切です。自分の目標に向かって頑張ってください。
- 応援メッセージ
- 合格体験記などは確かにモチベーションは上がるでしょうが、どこか他人事のように感じてしまうでしょう。なぜなら、合格してしまった後ではさも簡単なことであったように感じてしまうからです。しかし、受験当時のことを振り返るといつも不安で不安でしかたなかったです。逆にみんなそうなのです。受験生は不安で当たり前。だから不安やプレッシャーを無理に潰そうとせず来るべきものと軽く受け止めましょう。これを読んでくれている皆さんが来年の今頃こうして次の受験生にメッセージを送っていることを祈っています。
- 早稲田に入ってよかったこと
- たくさんありますが、一番は刺激をもらえる人に大勢出会えることです。私は中高一貫の女子校だったせいか、大学に入るまでは自分と同じような友達しかいませんでした。早稲田は本当に人種の坩堝です。自分の想像には到底及ばないようなすごい人がたくさんいていい刺激をいつももらっています。
- アドバイス
- 可能な限り毎日同じサイクルで生活することをおすすめします。朝起きてから夜寝るまでのリズムが完全に習慣化すれば、自然と集中力が上がってきます。できるだけ毎日同じ時間に起きて、同じ時間に同じ場所で勉強するようにすることをおすすめします。
- 役に立った勉強法
- 英語の実力が上がらなかったときに気が狂ったように音読をしまくりました。1日1時間以上はやったように思います。最初はなかなか成果は出ませんが、一ヶ月くらい続けると、必ず以前よりも速読ができている自分を感じることができると思います。
- アドバイス
- 「今自分がどういった目的をもって勉強しているのか」をわかった上で勉強すること。がむしゃらに勉強してもある程度はまで実力もUPしますが、目標をはっきりさせて計画的にやる方が効率もよいと思います。
- 応援メッセージ
- 受験生は勉強一色になってしまいがちだと思いますが、高校生活は一回しかないので、受験のためだけにすべてを犠牲にせず自分が納得できる高校生活を送ってください。