見事合格した先輩たちから、受験生のみなさんへ送るメッセージです。
早稲田に入ってよかったこと、勉強法、受験勉強の息抜き法などを伝授します!
社会科学部School of Social Sciences
- 役に立った勉強法
- 私が特に役に立ったと考える勉強法は二つあります。一つ目は、毎朝起きたら最初に、紙に「やることリスト」を箇条書きで12項目ほど書き出すことです(例えば「英単語を15個覚える」「問題集○ページ分を復習する」など)。一つの項目を終えるごとに二重線を引き、全ての項目に二重線をつけることを目標としていました。これを行うことで、計画的に勉強を進められるだけでなく、自分の努力が可視化されるため、モチベーション向上にも繋がりました!二つ目は、分からない問題にあたっても、すぐには答えを見ず、最低10分間自分の頭で考える、というものです。特に、過去問・数学の問題を解くときにこの方法は効果的だと思います。一つの問題に多くの時間を割くなんて効率が悪い、と思いがちですが、10分考えることで、自分が今問題のどの部分を理解できていないのか、を整理することができます。私はこの勉強法を始めてから、数学の偏差値が10上がりました。自力で考える力は受験で問われる重要な能力なので、ぜひ試してみて欲しいです!
- 受験生へのアドバイス
- 受験生にとって最大の敵とはメンタルブレイクである、と私は考えています。そのメンタルブレイクを避けるために、私は主に二つ心がけていたことがあるので、ご紹介させていただきます。一つは、徹底的にプラス思考になることです。具体的には、間違えた問題があったときに、もういやだと自暴自棄になるのではなく、「本番を迎える前にこの問題を解けてよかった。私にはまだ伸びしろがある!」と考えるのです。そして二つ目に、自分に定期的にご褒美をあげることです。模試が終わった日に自分にスイーツを買うとか、好きなアーティストのアルバムを買うとか、ご褒美の内容はなんでもいいと思います。頑張っている自分を定期的に褒めてあげることで、心もリフレッシュされ、また頑張ろうという気になれると思います!
- 応援メッセージ
- 受験生の皆さんには、受験期の最後まで学力は上がるということをお伝えしたいです。実際に、私が現代文の文章を読むペースを掴めたと確信できたのは、受験が始まった2月初旬でした。成績が伸び悩んでも、周りの人たちに何を言われても、とにかく頑張り続けることが出来た人が勝ちます。最後の最後まで、自分を信じて頑張ってください!
- 受験勉強の息抜き法
- 家では暗記以外の勉強はしないと決めていました。好きな音楽を聴いたり、テレビを観たり、友達とLINEをして息抜きをしていました。外ではひたすら勉強、家ではゆったりするようにメリハリをつけることで受験勉強を続けられました。また、12月頃とセンター試験直後は行き詰まっていたのですが、一日だけ習い事に顔を出して全く受験勉強と関係ないことをすることでメンタルを維持することが出来ました。
- 受験生へアドバイス
- どんな不純な動機でもいいのでモチベーションを維持してください。私は、「共学に行って男子と仲良くなりたい」という一心で勉強していました。あと、クラスに友達がいなかったので「いつも騒いでるウェイには負けない!」という強い気持ちでも勉強していました。モチベーションは、挫けそうになった時の原動力となります。ぜひどんなに汚いものでもいいので野望を持ちましょう。
もし部活や習い事をしている人は、可能なところまで続けてください。私も高三の夏に舞台発表があったので、夏休みはほぼ毎日10時間稽古をしていました。勉強時間が30分の時もありましたが、英単語と古文単語と世界史の用語だけは絶対にやっていました。人間、時間があると怠けてしまう生き物です。逆に時間が無いと、何とかして勉強しようとします。夏の勉強は合格を左右しますが、直結はしません。最後に青春を楽しむ為にも、自分が可能なら部活や習い事を続けて欲しいです。
模試の判定は気にしないでください。受験生は最後まで伸びます。私もずっと早稲田はE判定でした。
- 受験生への応援メッセージ
- 辛いこともあると思います。私も学校の食堂で勉強してたら、すでに合格している子達がワイワイ話しながら食堂に入ってくるのを見て悲しい思いをしました。でも、諦めてはいけません。諦めずに、ベストを出し切ることが合格につながります。辛いことがあっても、何クソ! とそれを跳ね除けて頑張って欲しいです。あとは、いっぱい睡眠を撮ってください。そして、支えてくれている家族や友達に感謝の言葉を忘れずに言ってください。早稲田で待ってます。
- 役に立った勉強法
- 僕は、そもそもどの参考書を使えば良いのかもわかりませんでした。だから、とりあえずネットで調べて一番評判が良いものだとか、友達が良いと言っていたものをかたっぱしから試していました(笑)。そうしていくうちに、自分の本当に使いやすい参考書を見つけることが出来ました。実際、いくら他の人から良いと言われているものでも、自分からしたら見づらかったりします。だから、立ち読みでも、とにかく試してみて下さい!自分に合う本が見つかれば、少し勉強が楽しくなりますよ。
- アドバイス
- とにかくあんまり気負いすぎないでください。確かに、どこの大学に入るかというのは、人生の中ですごく重要なことだと思います。だけど、本当に大切なのは、大学に入ってから、どんなことをしたいのか、自分はどんな人間になりたいのかということだと、僕は思います。偏差値だけじゃなくて、自分がその大学に入った後のことを考えて目標を作ってみると、考え方が変わるかもしれませんし、努力する原動力となるのではないでしょうか。
- 応援メッセージ
- 僕は現役時代にどこにも受からず、浪人して二回目のチャレンジで、ほぼ記念受験で受けた早稲田に受かりました。僕自身本当に驚きました。しかし、皆さんに伝えたいのは、絶対に受かると思っても落ちることも、絶対に落ちると思っても受かることもあるということです。受験には、正直運の部分もあります。だから、慢心せず、同時に諦めず、終わるまで走り続けて欲しいと思います。
- 受験勉強の息抜き法
- 思い切って息抜きをする日を前々から決めていると、それが目標になって勉強が頑張れます。息抜きをするって決めた日は、勉強を忘れてしっかり遊ぶことが大事です! そうすれば気分もリフレッシュされるし、遊んだからには勉強をしなきゃという気持ちになれます。そして何よりも、学校や塾の休憩時間や帰り道で友達と話すのがいちばんの息抜きでした。
- 役に立った勉強法
- 最初は一つの参考書や問題集を何度も繰り返して、全部正解になるまでやる。回答集の解説文もしっかり読みこむ。そうすれば、ある程度知識がついて模試でも安定した偏差値をとれるようになりました。その後に、その参考書より応用のものをまたやりこむ。この繰り返しで私は実力を伸ばすことができました。手当たり次第に参考書に手を出すのではなく、ひとつの参考書を信じてやり抜けばきっと大丈夫です!
- 応援メッセージ
- 受験は長期戦なので、勉強だけではなく、程よく息抜きを入れていくことがとても大切です! 一日遊園地に行ったり、大好きな漫画を一冊だけ読んだり。自分に厳しすぎても、後半戦で参ってしまうと思います。バランス大事!
また、ひとつの参考書を最後まで何度もやりこむことで、やってやったという達成感を得られ、自信につながります。今は本当に辛い時期だと思いますが、入試の日に自分のことを信じられるように、一生懸命頑張ってください!
- 役に立った勉強法
- 使う参考書の数を最低限に絞って、それらを徹底的に頭に入れる。いろいろな参考書に手を出す人は、各参考書から会得する知識、技術が中途半端になりがちである。一つの参考書を極めるには時間が掛かることを考慮すれば、自ずと使う参考書の数は絞った方が効率的だと分かるだろう。
- アドバイス
- 多少の基礎力の欠陥は気にせず、早い段階(3年の夏休み前とか)から早稲田の赤本を打ち込む。確かに、難易度の低いものから高いものへ、基礎から応用へといった勉強法は常識的かつ効率的かもしれない。しかし早稲田の入試問題は、受験生の基礎力から応用力まで万遍なく測ることを意図した良問になっている。また、早稲田の入試問題にはどの教科を取っても、早稲田ならではの形式や特徴があり、それらをインプットすることは、基礎力の徹底などといった地味な作業にも勝るとも劣らない得点力の会得に繋がるのである。
したがって、残り1年を切って切羽詰まっている諸君には、基礎固めやマーチレベルの対策に多く時間を割くのではなく、今すぐ楽しい早稲田の良問ワールドに足を踏み入れて欲しい。
- 応援メッセージ
- 早大入試において最も大切なのは戦略だ。他大を圧倒する超高倍率入試では学力以上に、いかに早稲田の入試問題において効率的に他者と差をつけるかといった勉強戦略が勝敗を握る。実際、君たちは来年、“頭の良いアイツ”の涙を見ると共に、筆者のように偏差値50早慶E判定 みたいな人の歓喜の声も聞くことになるだろう。私は憧れの早稲田に絶対行くというこだわりと情熱でひたすら、戦略立てと実行を繰り返し、最後には余裕すらもって合格を勝ちとった。諸君も早大入試対策という戦略ゲームに情熱を持って、また楽しんで臨んで欲しい。
- 応援メッセージ
- 周りに影響されすぎず、自分のペースで自分に必要な勉強をすべき。なかなか成績が伸びなくても努力を続けていれば必ず結果はついてきます。自分に自信を持って、目標は高く!悔いのないように頑張ってください。
- 受験勉強の息抜き法
- 勉強に飽きたら好きなことをする時間を作っていた。ずっと机に向かっているのは辛いので、外に出るのも良いと思う。私の場合、勉強に飽きるとコンビニに買い物に行っていた。違う空気に触れることで良い息抜きになった。
- 役に立った勉強法
- 英語長文の音読。塾で音読を勧められて始めたが、一定期間続けた頃にぐんと長文の得点率が上がった。具体的には、一つの長文(志望校の過去問と同じ位の長さ)につき10回くらい音読をしていた。音読によって英語の速読術が身につく上に、英単語も効率的に覚えることができるのでかなりおすすめだ。
- 早稲田に入ってよかったこと
- 早稲田にはさまざまな種類の人がいてたくさんの刺激を受けます。自分と好みが合う人から正反対の人までいるので今まで考えたこともなかったようなことを考えたり、新しい物事の見方ができるようになったと思います。頭のいい人からそうでない人もいるので毎日面白い生活ができています。
- アドバイス
- 世界史は世紀で覚えるのが効率的だと思います。長い休みを利用しておおまかな流れを把握してそこから肉付けする形が一番効率がいいのではないかと思います。国語は現代文は受験校の問題形式に慣れ、古文漢文は文法をしっかりやればいいと思います。英語は文法も単語も長文読解も全て必要ですが、最も大切なものは単語だと思います。
- 応援メッセージ
- 模試の結果は全くあてにならないので一喜一憂している暇があったら勉強した方がいいです。自分の苦手な科目を重点的にやり、できる限りまんべんなく点数が取れるようにした方がいいと思います。
- 役に立った勉強法
- 世界史のノートをコピーして覚えるべき所を全部チェックペンと赤シートで見えないようにして暇さえあれば常にそれを見ていた。おかげで世界史の成績は常に良かったし、どの学校学部の問題を解いても世界史では高得点をとれていたのは一つ自分の強みになったと思う。人それぞれ自分に合った勉強法はあると思うけど、地歴は頑張り次第で安定して高得点がとれるようになる教科なので極力抜けを作らず完璧を目指したほうがいい。
- 受験勉強の息抜き法
- 追い込み期に入るまで毎週日曜の午後の時間は自由時間としていた。その時間は自分のやりたい事だけをして一切勉強の事は考えなかった。休む事に罪悪感や気後れを感じないようにするために普段は本気で勉強した。メリハリを付けて休み、休んだ事で気持ちが萎えたりしないようにできるといいと思う。
- 応援メッセージ
- 受験勉強をしていてすぐには結果が出ないという事は基本的に当たり前の事です。特に英語はなかなか結果がでにくい教科だと思います。だから模試等であまり結果が出ないからといって過度に気落ちしたり、志望校を下げたりする必要はありません。自分の実力が一番良く分かるのは間違いなく自分です。先生や親、友人などからいろいろとアドバイスを貰う事もあると思いますがそれらが自分に合うか判断するのは自分です。たとえ今結果が出なくても結果が求められるのは受験本番のみです。そのことを意識して考えて勉強する事ができれば自ずと結果はついてくるはずです。
- 役に立った勉強法
- 一日、週、月単位などでおおまかな勉強の目標を立てておくとモチベーションがあがります。また、英単語や古文単語、歴史の一問一答など基礎的なものは早い段階から始めておくと後が本当に楽です。赤本は基礎ができていれば秋以降に始める程度で間に合うので、むやみに手を出す必要はないと思います。
- 受験勉強の息抜き法
- 長期休みなどは特に、大体毎日同じくらいの時間、同じくらいの長さの休憩時間を挟むことをおすすめします。私は休憩時間には、予備校の友達や先生と勉強のことは忘れて思いっきり話をしたり、美味しいものを食べてリフレッシュしたりしました。また、眠気を感じた時は我慢せずに15分程度の睡眠をとって、頭をすっきりさせて勉強を再開しました。
- 応援メッセージ
- 私は高3の6月に部活を引退してからやっと本格的に勉強を始めたため、周りに対する遅れや焦りを常に感じていました。また、模試の判定も思うように伸びず、早稲田大学の受験を何度も辞めようと思いました。しかし、努力は必ず報われると信じて諦めなかった結果、合格に繋がりました。受験生の皆さんも、最後まで自分を信じて頑張ってください。
- 役に立った勉強法
- 同じレベルを目指すライバルを見つけることです。勉強法とはちょっと違うかもしれませんが、これはとても良いモチベーションにつながります。自分の場合は、部活も塾も同じで、共に早稲田を目指すというライバルがいたので、二人で同じ過去問を解いて、一緒に答え合わせをしたりして競い合っていました。受験勉強は孤独なものと受け取られがちですが、このような切磋琢磨できるライバルを見つけられるとより良い結果につながると思います。
- 受験勉強の息抜き法
- まず、自分は一日のサイクル(例:過去問→日本史→英語→国語)といったものを決め、毎日同じリズムで勉強するように心がけました。そうすることで、息抜きの時間が長すぎてだらけてしまうようなことは減らせたと思います。そのほかには、集中力が切れたな、と感じたら音楽を聴いたりして気を紛らわせていました。
- 応援メッセージ
- 自分は3年生の9月に部活を引退してから、本格的な受験勉強を始めました。そのため、同じ大学を目指す友達との差を埋めるために必死に勉強しました。もちろん、始動が早いにこしたことはありませんが、逆に受験勉強に充てられる時間が少ないほうが、より一日一日の時間を大切に使えるとも感じました。限られた時間の中で、志望校に合格できるかはホントに自分次第だと思います。ぜひ笑顔で春を迎えられるように、頑張ってください!!