経済学の学びや野球サークルの活動など熱中したものすべてが今につながる財産です
早稲田を卒業後、総合商社勤務を経て、現在は外資系経営コンサルティング会社でクライアントの課題を解決するための戦略立案や実行支援に携わっています。日々仕事に取り組むなかで、早稲田での経験が自分の土台になっていると感じる場面が多くあります。政治経済学部では、関心のあった企業経営について経済学の視点から学んでみたいと、企業経済学や行動経済学の分野を中心に履修。ゼミでは企業戦略を分析する課題に取り組み、戦略を立案する際の理論を学びました。当時は関心の向くままに学びを広げましたが、結果的に今の仕事において「あの理論が当てはまりそう/応用できそうだ」など仕事を進める際の助けになることが多くあり、役立っていることを実感します。また、野球サークルの主将経験や短期留学を通して多様な人と交流を深め、考えや価値観の異なる相手を知ろうとする感受性を高められたことも今に活きています。学生生活のなかで、ぜひ熱中するものを見つけて全力で取り組む経験をしてください。それが必ず将来の成長の糧になります。やりたいことがまだわからなければ、友人からの誘いや目の前の機会に対して、まずはチャレンジしてみる。それを繰り返すうちに、確かな手応えを感じるものにきっと出会えるはずです。