高校1年生の時、キャンパスツアーに参加する機会がありました。私は東京の大学に進学したいと思っており、早稲田なら、勉学や課外活動に思い切り打ち込めて、自分をより高めることができると感じました。しかし、母子家庭なので親に経済的負担をかけられないという現実がありました。そんな私に希望を与えてくれたのが「めざせ！都の西北奨学金」です。これが受給できれば国立大学並みの学費で済み、東京で生活することができます。採用通知を受け取ってからは受験勉強にも力が入り、無事合格することができました。

入学してからは、早稲田祭の運営スタッフとして約600 人の組織の活動を円滑化する仕事に携わっています。さまざまな価値観を持つ学生が早稲田祭で輝いている姿を見て、心から早稲田に来て良かったと思いました。また、私は国際学生寮WISH で生活していますが、授業や生活の場面でも自分にはない優秀な部分を持っている周囲の人たちに刺激され、より一層上を目指そうというモチベーションも生まれています。今は、早稲田祭をより良いものにするために、運営スタッフの活動に精を出しています。

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