授業や留学を通して生まれた新たな興味。4年間の経験をグローバル企業で活かしたい
国際教養学部を選んだ理由は、1年間の海外留学が必須な上、幅広い学びが可能なリベラルアーツ科目があり、さらには外国人学生とともに学ぶ国際的な環境であることです。1年次の「American Politics 」の授業で、アメリカの大統領制と日本の議院内閣制の違いなどを学んだことにより、政治に興味を持つようになりました。また、留学先のアメリカでは、夫婦のあり方に対する意識が日本とは異なることを知り、現在はジェンダーについてのゼミで研究しています。4年間を通して取り組んだ「グローバル・リーダーシップ・フェローズ・プログラム」で感じたのは、リーダーと呼ばれる人の影響力の大きさと重要性でした。ここで培った知識やスキルを社会で活かそうと思い、就職先も経営者層などを対象に組織変革やコミュニケーション向上のためのコーチングを行うグローバル企業を選択しました。早稲田では多くの人とのつながりができ、国際学生寮WISH でRA(Resident Assistant )も体験するなど、多様性のある環境のなかで様々な体験ができました。母がアメリカ人で日本で生まれ育った私にとって、視野が大きく広がって自身のアイデンティティを見つめ直す機会になり、生きていく自信にもつながりました。