異なる視点から学びをより深めることができる多彩な教員陣は大きな魅力
クラシック音楽が好きで、芸術を学べる文化構想学部があることと、ワセオケ(早稲田大学交響楽団)の団員になりたいとの思いから早稲田に進学しました。芸術系の学び以外には、2016年の待機児童問題への議論の高まりをきっかけに、男女格差と日本社会のひずみについて考えるようになったため、ジェンダー論への関心が深まりました。とくに1年次に受けた森山至貴先生による、性の多様性についてまだ知識のない学生に向けられた授業内容に深い感銘を受け、森山ゼミに所属しています。他にもジェンダー論を専門とされる先生が複数いるなど、同じ研究テーマであっても異なる視点から学びをさらに深めることができる多彩な教員陣に、大きな魅力を感じます。早稲田には、ジェンダー、セクシュアリティについて関心をもつ学生のための「早稲田大学GSセンター」がありますが、自分が何かに問題意識をもったとき、声を上げ行動を起こすのはとても大切なことです。私自身も、大学生を対象にセクシュアル・コンセント(性的同意)についての啓発を図る団体での活動に力を入れています。こういった活動が受け入れられているのも、多様性を重視する早稲田ならではだと思っています。