
神経科学と分子生物学を
使って何か新しいことをやりたい
Profile
- 深沢 仁貴Fukazawa Satoki
- 群馬県立前橋高校出身
先進理工学部 生命医科学科 2年
高校では物理と化学を選択していましたが、分子生物学という分野を知り、それを学べる大学に行きたいと思うようになりました。
早稲田の生命医科学科は、医学と工学の融合を掲げている珍しい学科で、そこでなら勉強してきた物理を生物学とうまく組み合わせられるのではないかと思い入学しました。
現在は、大島登志男先生の研究室で学んでいます。通常、研究室への配属は3年次の1月ですが、2年次の7月から参加させてもらっています。この研究室では脳神経科学をテーマにしており、私は遺伝子組み換え技術を用いて神経細胞を誘導する研究をしています。
講義形式の授業とは違い、実際に自分で考えて手を動かせる点が面白いのですが、必要となる知識が多く、まだ研究と呼べる段階には至っていません。将来は自分の好きな研究を続け、神経科学と分子生物学の両方の分野にまたがって何か新しいことができるようになりたいと思っています。大学入学前にやりたいことが明確に定まっている人は、実はそれほど多くないかもしれません。早稲田は立地に恵まれているため、シンポジウムやセミナーなど、学ぶ上でも進路を検討する上でもたくさんの情報に触れることができます。やりたいことをやるために早稲田に入るのはもちろんいいのですが、早稲田に入ってからやりたいことを探すのも良いと思います。
タイムスケジュール
[ 2年次 ]
- 5:00
起床・朝食
- 6:00
アルバイト
- 9:30
移動
- 10:40
2時限
- 12:20
昼食
- 13:10
3,4時限
- 17:00
研究
- 20:00
帰宅・夕食
- 21:00
課題・勉強
- 22:00
就寝
- アルバイト
ホテルでビュッフェスタイルの朝食のアルバイトをしています。
朝5時に起きなくてはいけないので、余裕のある時は20時半頃には寝てしまいます。
- 3、4時限『生物統計』
大学の近くにある公園に定規を持っていき、
葉の大きさと草丈の関係を調べました。
思っていたよりもきれいに正の相関が出て、驚きました。
- 研究室
研究室では、脳神経科学に関する研究をしています。
細胞は毎日面倒を見ないと死んでしまうので、
実験中は毎日少しだけでも顔を出しています。
※掲載情報は2023年度内の取材当時のものです。
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