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溝口 開人 イメージ

安易な再開発より
地域住民が主役の
まちづくりが目標

Profile

溝口 開人Mizoguchi Kaito
長野県伊那北高校出身
人間科学部 人間環境科学科 3年

私は地元が大好きで、人口減少社会でも活気のあるまちづくりに興味を持ちました。人間科学部を選んだのは、建築に加え、人口構成や福祉といった暮らしに関わる課題までを幅広く学べるからです。授業では、住民を具体的に想定し、その人に合った生活空間を設計する「建築空間表現演習」のほか、まちづくりにおいて、年齢や身体的特徴などの多様な属性を考慮する視点が身につく「地域福祉論」も履修。それぞれの人が過ごしやすく、魅力的に感じる建物やまちづくりは容易ではないことを実感しました。
3年次からは、環境心理や環境デザインの視点から建築や都市を考える佐藤将之先生のゼミで学んでいます。学童保育施設が抱える設備や地域交流に関する課題への提案や、過疎の町の活性化に取り組む事業者の見学など、フィールドワークも多く実践的な学びが中心です。授業やゼミでの経験を通じ、まちの魅力は建物よりも地域の住民から生まれるのではと考えるようになりました。そうした魅力あるまちづくりのためには、新たな建物を作る再開発のみならず、地域住民の暮らしやコミュニティーを活性化させることが大切だと思っています。

タイムスケジュール

[ 3年次 ]

  • 7:00

    起床・朝食・準備

  • 8:00

    自習

  • 9:30

    登校

  • 10:40

    『教えることの科学』

  • 12:10

    友人と昼食

  • 13:00

    『専門ゼミⅠ(環境デザイン学)』

  • 16:30

    サークル活動フットサルサークル「tokopan」

  • 19:00

    帰宅・夕食

  • 19:30

    インターン(在宅ワーク)

  • 21:00

    授業準備

  • 22:00

    入浴、団欒

  • 24:00

    就寝

『専門ゼミⅠ(環境デザイン学)』

現在はフィールドワークを終え、訪問した施設への提案をゼミ生同士で討論したり、先生やゼミの先輩から意見をもらったりしてブラッシュアップ中です。

サークル活動フットサルサークル「tokopan」

学部以外に交流が広がったのはサークルのおかげ。副幹事長として予算の管理なども行い、運営側として裏で支える大変さも体験しました。

インターン(在宅ワーク)

まちと人の活動の力となるまちづくりに取り組むデザイン事務所でインターン。住民へのアンケート調査の処理などではデータリテラシーで得た力が役立っています。

※掲載情報は2022年度内の取材当時のものです。

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