
同世代との活発な議論が新たな気づきにつながった
Profile
- 館農 知里Tateno Chisato
- 北海道札幌南高校出身
政治経済学部 政治学科 3年
視野を広げつつ誰かの役に立てる海外ボランティアに興味を持ち、高校2年生の夏休みにインドネシアの教育支援ボランティアに参加しました。難民問題や貧困問題、教育問題を目の当たりにして自分にできることはないかと考えるようになり、政治と経済を絡めて貧困や格差の背後にある複雑な社会を幅広い観点から学べる早稲田の政治経済学部を志望。現在は国際政治学の中村英俊先生のゼミに所属し、世界の中で経済面が最も遅れていると言われる地域「サブサハラアフリカ」における教育政策を中心に研究をしています。ゼミではそれぞれ国際政治に関する好きなテーマを選んで研究していて、ディスカッションの機会が多くあります。他の学生の専門分野や知識に触れるたび、自分のテーマを考えるときの切り口が広がり、新しい視点も加わって学びがさらに深まりました。
またインターンシップに参加した国際協力を行うNPO法人で、地域の人々の意見を取り入れながら、すべての人を包摂する社会を目指すという支援のあり方に触れ、何かを提供するだけが支援ではないと知りました。入学当初は国際機関で働くことが国際協力だと思っていましたが、ゼミやインターンシップを通じてさまざまな支援のあり方があると分かり、将来について可能性を模索中です。
タイムスケジュール
[ 3年次 ]
- 7:30
起床
- 8:30
家事・朝食
- 10:00
登校
- 10:40
『地域統合論』
- 12:10
友人と昼食
- 13:00
『国際政治経済学』
- 14:45
カフェで課題など
- 16:30
『政治学演習』(中村英俊先生)
- 19:00
友人と夕食
- 20:30
帰宅
- 21:00
インターン事前準備
- 23:00
自由時間
- 24:00
就寝
- 『地域統合論』
国際機構がどのようにできたのか、地域を統合する枠組みはどうやって生まれるのかを、政治的な部分と歴史的な部分を融合して学ぶ科目です。
- 『政治学演習』(中村英俊先生)
担当者が論点を立て、4~5人でディスカッションします。各々専門も知識も違うので、議論するだけでさまざまな学びが得られます。
- インターン事前準備
SNSでの発信や広報業務を担当しているので、そのための下調べやメッセージの作成をします。いつも読者の視点を考えるよう心がけています。
※掲載情報は2022年度内の取材当時のものです。
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