
文化心理学の観点でアイドルファンの依存と心理を研究
Profile
- 上妻 心桜Kamitsuma Mio
- 北海道帯広柏葉高校出身
人間科学部 人間環境科学科 3年
高校時代、心理学に興味があったものの、それだけに絞りきれず、ほかの分野も学びたいと考えていました。
そんな私にとって、早稲田の人間科学部は心理学を中心に、他学部の科目やオープン科目も幅広く学べるため、入学後に自分のやりたいことを探せる点が魅力で進学しました。1年次に心理学系の科目を多く履修する中で、カウンセリングのように実践で活かす臨床心理学よりも、人の心理そのものを深く学びたいと考えるようになりました。さらに、2年次の「文化心理学」で、人の心理が文化や社会環境に影響される点に興味を持ち、現在は社会文化心理学ゼミに所属しています。
私の研究テーマは「アイドル依存とパーソナリティ特性」です。依存性研究のひとつであるパーソナリティ特性を切り口に、ファンの心理を調べています。研究では、インタビューやアンケートなど多様なデータを扱いますが、1年次にデータリテラシー科目で学んだデータ処理や分析のスキルが役立っています。
人間に関わるすべての事象が研究テーマになり得る人間科学部なら、興味のある科目を選択して学ぶことで、自分のやりたい研究がきっと見つかるはずです。
タイムスケジュール
[ 3年次 ]
- 8:30
起床
- 9:30
登校
- 10:40
2時限
- 12:20
昼食
- 13:30
課題・予習・復習
- 15:10
4、5時限
- 18:40
移動
- 19:30
友人と夕食
- 22:00
帰宅
- 22:30
自由時間
- 0:00
課題
- 1:00
就寝
- 2時限『非言語行動論』
言語以外のコミュニケーション手段、外見や表情、しぐさなどが人の心理にどう影響するか、スキンシップが多い海外と少ない日本の比較などから学んでいます。
- 4、5時限『社会文化心理学ゼミ』
グループ別に発表する研究テーマと切り口をゼミ全体で討議します。私もそこでの指摘を経て、ファンのアイドル依存を研究する具体的な切り口にたどり着きました。
- 課題
夜間に集中して勉強するのが好きで、いつでも利用できるオンデマンド授業もこの時間帯の視聴が多いですね。その後にゼミの資料作りで夜更かしすることも。
※掲載情報は2024年度内の取材当時のものです。
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