地理学の視点から
歴史・文化を活かす
都市計画を目指す
Profile
- 山之口 尚来Yamanokuchi Naoki
- 鹿児島県・ラ・サール高校出身
教育学部 社会科地理歴史専修 3年
幼い頃から、街なかの街路樹や建物などを眺めては、その土地の地形、気候、歴史、文化といった特色を読み解くことが好きでした。中学時代に熱心な地理の先生と出会って地理教育にも興味を持ち、教育学部の地理歴史専修に入学しました。入学後は、1・2年次に歴史と地理の基礎を学ぶカリキュラムで、歴史を縦糸に地理を横糸に、物事を俯瞰して見る力を養い、「この建物がここに造られた理由」など地域への理解がさらに深まりました。
3年次からは、自然地理学を扱う久保純子先生のゼミと都市地理学を対象とした佐藤英人先生のゼミの両方に所属。それぞれのゼミの面白さはもちろん、自然災害が起きやすい地形と、それを踏まえた居住地の選択や人々の営みといったように、分野横断的に知識を深められる点からも自然系と人文系の2つのゼミに入ってよかったと感じています。
卒業論文は佐藤先生のゼミで、都市空間の質的な向上や良好な景観形成に対する緑地の寄与をテーマにする予定です。自然系と人文系の2つの分野の地理学の視点から、土地ごとに培われてきた歴史や文化を継承し、新たなコミュニティが育つような、緑あふれる街づくりを考えています。
タイムスケジュール
[ 3年次 ]
- 8:00
起床・朝食
- 9:00
授業の予習・準備
- 10:40
『地誌学研究1 』(オンデマンド)
- 12:10
登校・友人と昼食
- 13:00
『社会科教育法4 』(教職)
- 14:40
移動(西戸山公園へ)
- 15:00
フットサルサークル「KatZwei」
- 18:00
買い物・帰宅
- 19:00
入浴・夕食
- 20:30
授業の復習・課題
- 22:00
自由時間
- 24:00
就寝
- 授業の予習・準備
朝の時間に集中して勉強するのは大学に入る前からの習慣です。科目ごとに、復習や当日の授業の準備などをします。
- 『社会科教育法4 』(教職)
キャリアの幅を広げるために教職課程も履修。調査、計画して学習を組み立てる経験が科目へのより深い理解と成長につながっていると感じます。
- フットサルサークル「KatZwei」
異なる学部やキャンパスの学生と交流が深まるのもサークル活動の魅力。情報感度が高く興味の方向も違うので、とても刺激になります。
※掲載情報は2022年度内の取材当時のものです。
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