スリランカから日本へ。1から築いた自分の居場所。
スリランカで生まれ育った彼は、インターナショナルスクールの日本語クラスの先生が日本の文化について教えてくれたことをきっかけに、日本での生活に憧れを持ち始めた。
中学生のころからの努力が身を結び、早稲田大学の合格を勝ち取った。

そんな彼に早稲田大学での学びについて聞いてみた。
「分野に縛られず学びたいと思っていたから、様々なバックグラウンドを持った人たちと、幅広い学問を英語で学べる環境に魅力を感じていたんだ。」
「実際に、留学生や帰国子女の学生が多くて、クラスでディスカッションする時とかすごく楽しいよ。」
そんな彼は現在、言語学に関心を持っており、来学期からのコンセントレーション(特定テーマ研究)も言語学系を専攻予定だそう。
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WASEDA

今では充実した学生生活を送っている彼だが、来日した当初は不安も多かったという。
「日本にきてすぐは、日本語も今ほど話せなかったし、友達や知り合いもいなかったから、本当に不安だった。でも、寮に来た初日に、当時の寮生サポーターさんが優しく迎えてくれて、安心したのを覚えている。」
その時の経験を経て、今では寮生サポーターとして、早稲田大学の国際学生寮(WISH)で寮生のために日々活動している。

「寮生サポーターの活動は結構多くて、忙しいよ。週に複数回ミーティングがあって、寮生のためのイベントとかみんなで話し合あったりとか。」
「忙しいけど、寮生サポーターみんなすごく優しくて、本当にいい仲間。そして何より、寮生のみんなと近くで接することができるのは嬉しい。」


また、寮生サポーターとして活躍する傍ら、学校のない日や授業の少ない日には、レストランでアルバイトにも精力的に取り組んでいる。
「実は留学生の採用に伴う手続きが大変だったみたいで、面接してから結果が届くまで2ヶ月くらい待ったんだ(笑)でもあの時待ってよかった!って思うくらい、他のアルバイトの人や社員の方に恵まれたし、日本の文化や礼儀も学べて、本当に感謝しかない。」

そんなアルバイト先での交友関係についてより深く尋ねると楽しそうにこう答えてくれた。
「働き始めた当初は、コミュニケーションもなかなか取れなかったけど、みんな温かく迎え入れてくれて。夏祭りに行ったり、パーティーしたり、本当に楽しい思い出がたくさんある大好きで大切な場所だよ。」

異国の地で、大学の友人、寮生やサポーター仲間、アルバイト先の仲間といったコミュニティを問わず、多くの人から慕われているのは、彼の惜しみない努力と常に他者への感謝を忘れない優しい性格の賜物である。

ProfileM.A さん国際教養学部
※掲載情報は2025年の取材当時のものです。


















